炭水化物抜きダイエットの効果と健康への影響について調べてみた

ダイエット
スポンサーリンク

「炭水化物を抜くと体重が劇的に落ちる」

このようなことを聞いたことがある人は多いでしょう。芸能人の中にも炭水化物を抜くダイエットが流行っていて、一般の人にもかなり浸透してきているようです。

しかし炭水化物を完全に抜いてダイエットをするのは体に悪くないのでしょうか。健康のためにと思ってやっていることが実は体に悪かったら本末転倒です。今回は炭水化物ダイエットが健康に良いのか悪いのか徹底的に究明したいと思います。

スポンサーリンク

確かに炭水化物を抜けば体重は落ちる

炭水化物を抜いて食事をすると確かに体重は劇的に落ちます。やってみた人はわかると思いますが、1ヶ月で5キロ程度は軽く落ちるでしょう。(完全に炭水化物を抜いた場合です)どの程度落ちるかは人によってかなり差がありますが、間違いなく体重はかなり落ちることは確かです。

しかし、これって当たり前です。主食の多くは炭水化物です。ご飯、パン、麺(パスタ、ラーメン、うどんなど)・・。また、糖分も炭水化物の一部です。砂糖の入っているものは全部炭水化物の塊と言っていいでしょう。

ケーキなどはもちろん食べられませんし、和菓子だってスナック菓子でも炭水化物が入っていないものはほぼありません。要するにこれらを全部食べないのですから摂取カロリーが劇的に減るわけです。摂り込むカロリーが減るわけですから、当然体重が落ちるわけです。

炭水化物抜きダイエットが流行った理由

炭水化物抜きダイエットはなぜそんなに流行っているのでしょうか。実は炭水化物はカットせずに、代わりに脂質をカットしても同じように体重は落ちます。要するに摂取カロリーをどこで減らすかというだけの違いなだけです。

ただ、脂質をカットすると食事が非常にまずくなります。鶏のささ身とか、赤身の刺身など脂がまったくない食事しか食べられないのはやったことがある人ならわかると思いますが、かなり辛いです。

逆に炭水化物をカットする場合は唐揚げだって、焼肉だって我慢する必要はありません。ただ、主食が食べられない、砂糖を摂れないのでご飯でいつもお腹を満たしていた人やデザートが食事の最大の楽しみという人などは炭水化物を抜く方が辛いかもしれませんが、脂質を抜く方が辛い人が多いので、炭水化物抜きダイエットが流行ったわけです。

また炭水化物抜きダイエットの人気が出た理由の一つに「わかりやすさ」もあります。単純に主食と甘いものを食べないだけなので何を食べてはいけないかがわかりやすいです。何を食べてはいけないかいちいち考えるのは面倒ですよね。それが非常に単純明快なのも炭水化物抜きダイエットが流行っている理由の一つなのです。

炭水化物を抜くと寝たきりに!?

炭水化物を抜くと体重が減ることはわかりましたが、炭水化物を完全に抜いてしまうのは体に悪くはないのでしょうか。

実はこれは医者によっても意見の分かれるところで、きちんとやれば問題ないという人がいる一方、極端な炭水化物制限は骨粗鬆症になるとも言う人もいます。骨粗鬆症になるとちょっとしたきっかけで寝たきりになってしまうこともあるので、炭水化物抜きダイエットは非常に危険だという強く訴える医者もいるのです。

炭水化物を摂らなくても脂質を摂っていれば大丈夫?

炭水化物は摂るとすぐにエネルギーになるので、筋肉を動かすには非常に優れた栄養素です。炭水化物が不足すると筋肉が動かなくなる、頭が働かなくなるなどデメリットがすぐに症状として現れます。

ただ、人の体は不思議なもので炭水化物を摂らずに脂質を摂っていると脂質をエネルギー源にするようになります。これをケトーシスと言います。

ケトーシスの状態になれば炭水化物の代わりに脂質をエネルギーにして体が動くようになるので炭水化物は理論上ほとんど要らなくなるのです。炭水化物は摂らなくても大丈夫という説を唱えている方はこのような理論で炭水化物抜きダイエットをすすめているわけです。

しかし、炭水化物を完全にカットするような極端なダイエットをする人は太ることの恐怖から脂質も大幅に少なくしてしまうことが多いのです。

実はケトーシス状態になった時には脂質をエネルギーにしないといけないので逆に脂質は炭水化物をカットしたカロリー分を摂らないといけません。脂質までカットしてしまうと体は完全にエネルギー不足で飢餓状態になり筋肉を分解してでもエネルギーを作ろうとし、最後は骨粗鬆症にまでなってしまうのです。

ケトーシス状態にして体重を落とすダイエットのことをケトジェニックダイエットと言いますが、ケトジェニックダイエットは専門家の指導の元きちんとやらないと体に非常に危険と言われています。

炭水化物抜きダイエットを危険だと言っている方の理屈はこのようなものです。どちらが正しいと思うかは人それぞれですが、危険がまったくないわけではないことを覚えておいた方が良いでしょう。

炭水化物を抜くのではなく、少なくする

炭水化物抜きダイエットは健康に悪い可能性もあることはわかっていただけたと思います。悪い可能性があるなら基本的にはやらない方が良いかもしれません。そもそもダイエットで体を悪くするなんて本末転倒にもほどがあるからです。

ただし、現代人は「炭水化物中毒」と言われるくらいに炭水化物に依存している生活をしています。その依存を脱出するために少しの間完全にカットするのはありかもしれません。

筆者もダイエットをする時には数週間ほど炭水化物を極端に減らすことはあります。炭水化物中毒から抜け出すとその後のダイエットが楽になるからです。ただし、ずっと行うのは体に害が出る可能性があるのでおすすめしません。基本的には炭水化物を「完全に抜く」のではなく、「少なくする」のが良いでしょう。

大抵の人は炭水化物は摂り過ぎなので、意識的に炭水化物を減らすだけで体重は落ちるはずです。特に大抵の人は間食が原因で太っているので間食を控えるだけで効果はかなり出るはずです。人によってはそれだけで適正体重になってしまう人もいるでしょう。

とりあえず炭水化物を減らしてみて、体重が減らなかったら様子を見ながらちょっとずつ減らしていくのが良いでしょう。脂質を摂り過ぎている自覚のある人は脂質も意識して徐々に減らしてみましょう。

このように徐々に炭水化物と脂質を減らしていく方が長い目で見るとリバウンドもしませんし、体も徐々に減らした量に慣れてきて体重も適度な体重になるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。炭水化物を完全に抜いてしまうダイエットは健康を害する可能性があります。せっかく始めたダイエットが逆に体に悪いなんて切なすぎますよね。

炭水化物は完全にカットするのではなく、摂り過ぎている分を減らしていく努力だけで十分痩せます。間食は炭水化物の塊と言っても過言ではないので、できる限り摂らないように心がけましょう。また脂質も同時に減らせばダイエットの効果も十分期待できます。

炭水化物も脂質も体には必要な栄養素です。徐々に減らして健康的なダイエットをしてください。急激なダイエットは健康に悪いだけではなく、結局続かずにリバウンドの原因になります。

自分で続けられることをやってみるのが一番です。無理が一番いけません。

木村まさみち

WEBディレクターとしてフリーランスで働くかたわらパーソナルトレーナーとしても活動を開始。
現在は名古屋のパーソナルトレーニングジムを経営しています。
得意分野は筋トレ、ボディメイクです。

木村まさみちをフォローする
ダイエット
スポンサーリンク
KARATS カラッツ
タイトルとURLをコピーしました