東京大学大学院で筋生理学を修了した筆者がボディメイクに適したレシピをご紹介します。本記事は以下のような方々におススメです!
- ツヤツヤな肌とネイルを手に入れたい
- がっつりと食べたい
- 筋肉を増やして引き締まった体が欲しい
今回はタイの定番料理「ガパオライス」です。ピリッと味付けされた肉野菜と、ナンプラー独特の香りが食欲をそそります。また、メイン食材が肉と野菜ですので体づくりにも最適ですし、お肌・ネイルの健康にも貢献してくれます。まさに一石二鳥の料理なのです。
ちなみに本レシピでは飾りづけの葉物野菜をバジルでなくシソで代用しています。基本的には美味しく栄養素が摂取出来ればいいので、「絶対にこの野菜でなければだめだ!」という類のレシピではありません。近所で手に入りやすい野菜や冷蔵庫のあまりものなどでも構いませんので、ご自身の好みに応じたガパオライスを作ってみましょう!
輝く美肌にツヤツヤネイル!ピーマンの力で肌とネイルが綺麗になるレシピ!

天然のマルチビタミン!?ピーマンは美肌の救世主!
ピーマンは代表的な緑黄色野菜です。多くの方が「何となく体に良さそう」といったイメージを持たれているのではないでしょうか。
実はこのイメージは栄養成分的にも正しく、肌やネイルの健康のために非常に有用な食材なのです。なぜならば、様々なビタミンを効率よく摂取できるお得な野菜だからです。具体的には以下の栄養素を豊富に持ち合わせています。
- ビタミンC
- ビタミンP
- βカロテン ※体内でビタミンAに変換されます
ビタミンCやビタミンAは肌の老化を防いだり、シミの沈着を予防するなどのアンチエイジング効果を持っています。加えて、ネイルが丈夫になったり、ハリやツヤが増す効果もあります。これだけでもピーマンを食べる価値はあると思われます。
ここで更に注目すべきはビタミンPの存在です。ビタミンPの働きで特徴的なのはビタミンCが酸化するのを防いでくれるというものです。要するに、加熱によって酸化しがちなビタミンCを、完全な状態のまま摂取することができるのです。
以上のように優れた栄養成分を持ち、それを調理によって壊すことなく体内に取り込めるという点で非常に優れた野菜なのです。
安くてコスパ抜群!鶏ムネミンチで効率的に筋肉をつけよう!
鶏肉はたんぱく質含有量が多く、筋肉の材料として理想的な食材です。ボディビルダーの方々が鶏のササミなどを毎日のように食べているのにはこういった理由があるのです。そのため、筋トレに取り組まれている方々は鶏肉を積極的に摂取することで、より効率的にボディメイクしていきましょう。
※牛肉や豚肉に比べてお値段が控えめなところも実用的だと思われます。
また、鶏肉には「カルノシン」という成分が含まれています。このカルノシンは、脳のリラックスや疲労回復効果を持つのが特徴です。これによって日常生活での疲れや筋トレ自体の疲れを素早く取り除けるので、毎日をエネルギッシュに過ごすためにも鶏肉の担う役割は大きいと言えるでしょう。
本レシピをご参考に美味しく食べてみてください!
冷蔵庫の残り物でもできるお手軽レシピ!好きな食材を詰め込もう!

材料(2人前)
- 鶏むねミンチ…150g
- ピーマン…1個
- 赤ピーマン…1個
- 玉ねぎ…1/2個
- 青しそ…お好みの量
- ニンニクチューブ…3㎝
- 豆板醤…小さじ2
- ナンプラー…小さじ2
- オイスターソース…小さじ2
- 酒…小さじ2
- 砂糖…小さじ1
- サラダ油…少々
作り方
①野菜とタレの下ごしらえをします。ピーマンは細切り、玉ねぎは薄くスライスしてください。タレはナンプラー、オイスターソース、酒、砂糖を混ぜて作ります。

②薄くサラダ油で塗ったフライパンで目玉焼きを作ります。弱火~中火で黄身が半熟になるまで加熱してください。完成した目玉焼きはお皿に取り出しておきましょう。
※目玉焼きを取り出した後も、使用したサラダ油がわずかにフライパンに残っていると思いますが、次の工程で豆板醤などを炒めるので、洗わずにそのまま使いましょう。

③フライパンにニンニク、豆板醤を加えて中火で1分ほど炒め香りを出します。その後、鶏ミンチとピーマン、赤ピーマン、玉ねぎを加えて炒めます。玉ねぎがしんなりするまで中火で炒めていきます。

④先ほど①で作ったタレと、細かくちぎったシソを加えてさらにまんべんなく炒めます。タレを具材にあえるイメージですので、中火で1分ほど炒めれば十分です。

⑤器にご飯を盛り、フライパンで炒めた具材と目玉焼きをのせます。お好みでシソを飾りつけたら完成です。

栄養成分
- エネルギー : 584kcal
- たんぱく質 : 29g
- 脂質 : 19.2g
- 炭水化物 : 68.6g
まとめ
女性にとって肌やネイルが健康なのは嬉しいものだと思います。これらの健康にはビタミンが欠かせないので、本レシピでご紹介したピーマンを積極的に食べたほうが良いでしょう。一方で、肌・ネイルや筋肉の材料であるたんぱく質も見落としてはいけません。そしてたんぱく質の摂取には鶏肉がおススメです。ビタミンやたんぱく質の力を活用して、総合的に美しい体を目指していきましょう!