自宅で簡単に懸垂(チンニング)を行うことができるチンニングバーは背中を鍛えるトレーニンググッズですが、他の部位も鍛えることが可能です。
強度の低いトレーニングから高強度なトレーニングまでできるので、自宅に1台あれば家族全員で利用することもできます。
今回はおすすめのチンニングバーを6つ紹介いたしますので、是非購入の際の参考にしてください。
チンニングバーは究極の背中トレーニンググッズ

チンニングバーは一言でいうと「懸垂をするための筋トレグッズ」です。
懸垂は学生時代にほとんどの人が行ったことがある筋トレ種目なのでやり方を知らない人はほとんどいないでしょう。
誰もが知っている種目ですが、実は背中のトレーニングとしてはかなりのレベルの人でも効果があるとても優れた筋トレ種目なのです。
他の自重トレーニング(腕立て伏せ、腹筋運動)などと比べても最も効果が高い自重トレーニングと言えます。
しかしながら自宅で筋トレをしようと思っても残念ながらぶら下がるバーがないと背筋を行うことができません。
それで懸垂を避けている人も多いでしょう。
それではもったいなさすぎるくらい懸垂は効果の高い種目です。
チンニングバーは商品によりますが、自分で設置するタイプのものであれば、低価格で購入することができます。
本気で筋トレをやろうと思っているのであれば「究極の背中トレーニングができるグッズ」であるチンニングバーの購入を是非検討してください。
チンニングバーの選ぶ際のポイント
チンニングバーにはドアの上部に設置するタイプの商品と据え置きタイプのスタンド型の商品があります。
どちらの商品もメリット、デメリットがありますのでそれぞれの商品を購入する際に注意すべきポイントをご紹介します。
設置タイプのチンニングバーを選ぶ際のポイント
参照先:Amazon
設置タイプのチンニングバーはドアの上部にバーのみを設置してぶら下がることができる商品です。
スタンド型と比べると非常にコンパクトで料金も非常に安いです。
最初に購入するならこちらが良いでしょう。
ただし、安定性については少し不安が残りますので、体重の重い方はスタンド型の方が良いかもしれません。
耐荷重は設置型の方が大きいのですが、設置型は設置する場所の強度も関係するので耐荷重が高くても設置してみると意外に安定していないことも多いのです。
自分で設置をするので設置のしやすさや設置方法が説明書にわかりやすく書いてあるかなどもポイントです。
このあたりはネットで購入する場合は確かめようもないので必ず口コミをチェックして確認してください。
スタンド型チンニングバーを選ぶ際のポイント
参照先:Amazon
スタンド型はかなり大型のグッズなので置き場に困ることもあります。
使わなくなるとかなり邪魔になるグッズなので最初は設置タイプのものを購入して頻繁に懸垂を行うことを確認してから購入した方が良いでしょう。
大型な分安定感は優れているので安定性を求める方はこちらを購入する方が良いでしょう。
ネットで購入する場合は大きさや重量、組み立ては簡単かどうかなどを口コミなどを参考にしてチェックしてください。
届いたら自分の思ったより大きくて設置できない・・組み立てが面倒でそのまま放置・・なんてことにならないようにきちんとチェックしましょう。
意外に高さを考えずに買ってしまう人も多いので設置場所の高さを踏まえて買うようにしてください。
おすすめのチンニングバーランキング
次にどのチンニングバーがおすすめなのかを具体的に挙げていきましょう。
設置型とスタンド型の2タイプそれぞれ3つずつご紹介しますので、気になったものからネットでチェックをしてみてください。
設置型チンニングバー
まずは設置型の商品の紹介をしましょう。
とにかくスペースを節約したいという方はこちらから選ぶのが吉です。
藤野フィットネス チンニングバー
参照先:Amazon
最初に紹介したいのがこちらの藤野フィットネスの商品です。
トレーニンググッズの多くが中国製になっている昨今、日本ブランドなので信頼が持てます。
また説明書も当然ですが日本語で書いてあるのでわかりやすいです。(海外製の説明書は不親切極まりないことが多いです)
グリップがスポンジなので非常に持ちやすい上にリストサポーターも付属になっています。
耐荷重は200㎏と設置型としては最高レベルです。
ネットなら3000円を切って手に入れられるので文句なしです。
ただし少しグリップが太いので人によってはやりにくいと思う人もいるかもしれません。
BODYROX ドアジム
参照先:Amazon
BODYROXも日本の正規ブランドなので安心して購入ができます。
個人的にはデザインがもっともカッコいいと思います。
耐荷重は125㎏と少し低いですが、100㎏以下の体重の人ならきちんと設置すればまったく問題はありません。
安全ストッパーもありますので無理な使い方をしなければ落下する可能性はほとんどありません。
ただ耐荷重が非常に高いわけではないので、ぶら下がったまま大きく揺れたり、飛んでぶら下がるのはやめた方が良いでしょう。
実用性よりもデザインだという方におすすめしたい商品です。
LIN-WELL チンニングバー
参照先:Amazon
安さを求めるならLIN-WELLのチンニングバーがおすすめです。
チンニングバー本体に加えてトレーニングチューブやリストサポーターも付いてネットで購入すれば2000円ちょっとで購入が可能です。
耐荷重も150㎏と比較的高いので体重がある人も安心して使うことができます。
ただし欠点もあります。
日本ブランドではないので日本語の説明書が付属していますが、簡易的で取り付けに少し苦労する可能性が高いです。
この手の商品の組み立てに慣れていない方は日本ブランドの商品を買った方が無難です。
きちんと組み立てさえできれば100㎏以下の人なら問題なくチンニングができます。
スタンド型チンニングバー
スタンド型のおすすめ商品も紹介いたします。
スタンド型は安定性を重視する方におすすめです。
家族と一緒に住んでいて、家族みんなで使う場合も耐久性を考えるとこちらがいいかもしれません。
YouTen(ユーテン) 懸垂マシン YT-BLS01
参照先:YouTen公式
YouTenは様々な筋トレグッズを販売しているメーカーです。
中国のメーカーですが、Amazonなどのネット販売ではもっとも売れている筋トレグッズメーカーです。
売れているだけあり、徐々に改良が加えられているので強度も高くなって使いやすくなっています。
チンニング以外にも腕立てやディップス(腕を鍛える種目)など様々な部分を鍛えることができます。
価格はスタンド型の中では最安値レベルの7000円台です。
ALINCO(アルインコ) 懸垂マシン FA900A
参照先:Amazon
ALINCOは建設機材を作っている日本の企業です。(ただし製品の製造自体は中国で行っています)
建設機材の技術を生かして家庭用の筋トレグッズを作っています。
シンプルな作りでデザイン的には可も無し不可も無しですが、チンニングをやる目的で購入するならこれくらいシンプルでも何の問題もありません。
シンプルと言ってもディップスや腕立てをすることはできますし、高さも段階的に202㎝~222㎝まで調整することができますので背の高い人でもバッチリチンニングが可能です。
価格は8000円程度なので先に紹介したYouTenの商品と比較して気に入った方を購入すると良いでしょう。
ALINCOの方が一回り大きいので大柄な方はこちらの方が良いかもしれません。
SINTEX(シンテックス) 懸垂マシンIII STM056
参照先:Amazon
最後におすすめするのがSINTEXの商品です。
SINTEXの商品は先に紹介した2つの商品と比べると圧倒的に安定性が高く、見た目もカッコイイです。
ただし価格は他の2つの3倍程度(24000円くらい)します。
背中と肘の部分にパッドがあることによってレッグレイズなど腹筋を鍛える筋トレ種目が非常にやりやすいです。
お財布が許すのであれば品質が圧倒的に良いのでこちらをおすすめします。
チンニングマシンに2万円以上出すのはもったいないと思うかもしれませんが、毎日のように使うのであれば安い買い物でしょう。
ご自身の性格を考えて先行投資をした方がトレーニングを続けられるというのであれば迷わずこちらの商品を選びましょう。
家庭用のスタンド型チンニングバーとしてはかなりのレベルだと思います。
トレーニングの際の注意点
チンニングをやっていて辛くなってくると体を揺らして反動を使い、回数を稼ごうと思う人が多いです。
しかし、それをしてもまったく意味がありません。
きちんと体の揺れを一回一回止めて行うようにしましょう。
ゆっくり行えば体の揺れは止められるはずです。
また、回数を重ねると腕をほとんど伸ばさないで行う人がいますが、きちんと腕は伸ばしましょう。
完全に伸ばしきる必要はありませんが、9割以上は伸ばすようにしてください。
楽をして回数だけ稼いでもトレーニングとしては意味がないのです。
まとめ
今回はおすすめのチンニングバーを紹介しました。
チンニングは上級者になっても効果がある最高の背中トレーニングです。
チンニングバーは1度買えばずっと使うことができますし、なかなか壊れることもないのでどれを買ってもコストパフォーマンスは最高です。
迷っている方はどれでも良いので1つ買ってみてカッコイイ身体を目指してください。
どの商品でも続ければカッコイイ背中を手に入れることは可能ですので頑張ってください!