ダイエットに成功して全身は痩せたのに脇の下だけたるんでしまった、とお悩みの女性は多いと思います。
脇まわりの筋肉は、日常生活ではあまり使わない場所。 脇まわりは筋肉が鍛えられず、ぷよぷよしてしまいがちなのです。
今回は脇下のぷよぷよを引き締めるヨガエクササイズ2つをご紹介します!
脇がたるむ原因は?
二の腕には上腕二頭筋と上腕三頭筋と呼ばれる筋肉があります。
腕を横に伸ばし、ひじを上に垂直に曲げた時に、上にあるのが上腕二頭筋で下にあるのが上腕三頭筋です。
いわゆる「振りそで」と呼ばれ、脇のたるみの原因になるのが、この上腕三頭筋。
上腕三頭筋が筋肉不足だと痩せても二の腕が引き締らず、脇がたるんでぷよぷよしてしまう原因になるのです。
脇のたるみを引き締めるには?
脇のたるみは上腕三頭筋の筋肉不足が主な原因です。日常生活で、この筋肉はあまり使われる機会がありません。
重たい荷物を持ってもギュッと力が入るのは上腕二頭筋。
ゲンコツを力強く握りって二の腕を触ってみると、上の部分だけが硬く力が入ります。
下の筋肉は少しは力が入るものの、ほぼぷよぷよで柔らかいことが分かると思います。
脇のたるみを引き締めるには、二の腕の下の部分である上腕三頭筋の筋力アップが欠かせないのです。
脇下のぷよぷよを引き締めるヨガエクササイズ2選
今回ご紹介するのは、日常生活であまり使うことのない上腕三頭筋を鍛えるヨガエクササイズ 。
筋力の少ない女性でも、無理なく挑戦できるものを2つ用意しました。
2つ合わせても10分もかかりません。
毎日継続して脇下のぷよぷよを引き締めましょう!
8点のポーズの腕立て伏せバージョン
ヨガの太陽礼拝の一部である、「四肢で支える杖のポーズ」という難易度の高いポーズの練習として使われるのが8点のポーズ。
今回は腕立て伏せにバリエーションしたものをご紹介します。
普通の腕立て伏せとは違い、下半身のサポートがあるので女性でも挑戦できるものです。
正しくやることで上腕三頭筋の引き締めに繋がります。
やり方
- 手を肩の下に、骨盤の下ひざに置いて四つん這いになります。
- 片足ずつ後ろに伸ばし、つま先は床に立ててプランクポーズになります。両足の幅は肩幅程度に開きます。
- ゆっくり息を吸い 、吐きながら両ひざをそっと床に下ろします。
- 再び息を吸い、吐きながらひじを曲げ胸を床に近づけます。ひじは外に開かないように、ひじはなるべく手首の上にキープするように気をつけます。
- 吸いながら両手で床を押して上体を戻します。
- 呼吸とともに何度か繰り返します。
ポイント
床に上体を着くことが目的ではないので、少ししか上下しなくても二の腕の筋肉が使われている感覚があれば大丈夫です。
ひじが外に開くと腕の筋肉よりも胸筋のトレーニングになってしまいます。
難しいですが、ひじはなるべく手首の上に位置し、胸を前にスライドするイメージでやりましょう。
そうすることで上腕三頭筋がよく使われます。
リバースプランク
普通のプランクはお腹を下にして行いますが、リバースプランクはお腹を上にします。
全身の筋肉を使いますが、特に上腕三頭筋の筋トレに効果が見られるポーズです。
やってみると普段はなかなか使わない上腕三頭筋がギュッと縮むのが感じられます。
お尻やハムストリングの引き締め効果もあり、女性に嬉しいヒップアップに繋がります。
やり方
- 足を前に伸ばして座り、両手は肩幅に開き背中の後ろに置きます。手先は前方を向いているようにします。
- ゆっくり息を吸い、吐きながら両手とかかとで床を押しながら骨盤を上に押し上げます。身体全体がゆるやかなアーチを描くようにして、ゆっくり数回呼吸します。
- 息を吐く時にそっと骨盤を床に戻します。何度か繰り返します。
ポイント
お尻が下がって身体がくの字にならないように注意しましょう。
ヨガで脇のたるみを改善しよう!
日常生活では使わない上腕三頭筋を鍛えることで、脇のたるみの改善に繋がります。
1日10分のヨガエクササイズで脇下のぷよぷよ肉とさよならしましょう!